【サッカー/天皇杯】Ｊ１連破！２試合連続ＰＫ戦勝利でJ1昇格へ勢い。アビスパ福岡、８強入りは１５年ぶり２度目
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■天皇杯４回戦サッカーの第９０回天皇杯全日本選手権は１７日、さいたま市のＮＡＣＫ５スタジアム大宮などで４回戦の８試合を行い、Ｊ２のアビスパ福岡が２−２からのＰＫ戦を４−３で制してＪ１大宮を下し、Ｊ２勢で唯一の準々決勝進出を決めた。８強入りはＪリーグ昇格前年だった福岡ブルックス時代の１９９５年、第７５回大会で果たして以来、１５年ぶり２度目。クリスマス決戦となる１２月２５日の準々決勝ではＪ１のＦＣ東京と対戦する。■六反２本止めた大接戦の末に歴史の扉をこじ開けた。霧雨が降り、吐く息も白くなるほど冷え込んだ午後９時半すぎ。ＭＦ阿部がＰＫを成功させ、１５年ぶりの８強入りが決まった。「しっかり止められてよかった」。ＰＫ戦で２本をセーブしたＧＫ六反は、顔をくしゃくしゃにして仲間と抱き合った。試合前のロッカールームに篠田監督の声がこだました。「われわれは壁を破れていない。チャレンジャーとして、ここで勝って次のステージへいこうじゃないか」。アビスパとしてはまだ８強入りした過去がなかった。試合前にあえて伝え、バリバリに意識させたうえでピッチへ送り出した。昇格間近のチームの勢いそのままに、２度も追いついた。前半１９分、大宮に先制ゴールを決められた１分後だ。ＦＷ高橋の右クロスに、ドンピシャで走り込んだのはＭＦ孫正倫（ソン・ジョンリュン）。北朝鮮籍でユース出身の１９歳が、公式戦初出場初ゴールとなる同点弾を突き刺した。「緊張したけど、決められてよかった。後で聞いたら後ろにいた（ＦＷ永里）源気さんに出したっぽいんですけど」。苦笑いしながらも、悪びれるでもなく「勝てたので最高」と喜びを爆発。普段から居残り練習でレベルアップに励んだ成果をここ一番で発揮した。２度目はベテランの出番だ。再び１点を勝ち越された後半３９分、高橋が起死回生の同点弾。３回戦の広島戦に続いて“古巣討ち”でチームの息を吹き返させた。「全員がずっとアビスパにいたわけじゃないけど、壁を破れたのは光栄。財産になる」と、ホッとしたように表情を緩めた。
「後の雁が先になる」という慣用句があります。
後から来た者が前の者を越して先になる。後輩が先輩を追い
こしたり、若い者が先に死んだりすること。
死の順番は順当にあって欲しいものです。。
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